埋没毛とはのサムネイル

医療脱毛

PR

更新

埋没毛とは?原因・対処法・予防まで徹底解説

share

埋没毛とは?仕組みと見分け方をわかりやすく解説

埋没毛とは一体なんなのでしょうか。

毛に詳しいHadamote編集部の根岸が、埋没毛の仕組みや見分け方をわかりやすく解説していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

執筆者情報
執筆者 画像
高藤 円香

皮膚科専門医
2013年防衛医科大学校卒業
2020年皮膚科専門医取得
大阪大学医学部附属病院、自衛隊阪神病院で勤務。現在は正しい脱毛の知識を広めるため、HadaMoteの全体監修及び、記事監修を担当。

執筆者 画像
根岸 瑛奈

美容専門学校卒業後、メンズエステサロンでエステティシャンとして勤務。多くの男性客の肌悩みに向き合う中で、メンズ美容の重要性を実感。現在はHadaMote編集部員として、メンズスキンケアや脱毛に関する記事を中心に執筆。現場での経験を活かしたリアルな情報提供が強み。

埋没毛とはどんな状態?

埋没毛(まいぼつもう)とは、本来は肌の表面に生えてくるはずの毛が、皮膚の内側で成長してしまっている状態のこと。

埋没毛の画像

埋没毛は、以上の画像のように4種類の生え方があります。

どの生え方にも共通しているのは、毛が少しでも埋まっているということ。

触ったらブツブツザラザラしている間隔で、かゆみを帯びることもあります。

埋没毛と埋もれ毛の違い

埋没毛と埋もれ毛の違いは、結論からいうと違いはありません。

とはいえ、医学的・美容的な正式用語は「埋没毛」、日常的・口語的な表現として「埋もれ毛」と言われることが多いです。

埋没毛のセルフチェック方法

続いては、本当に埋没毛かどうか確認する方法を紹介していきます。

①肌をよく観察する

まず最初は肌をよく観察してみましょう。

その際に、皮膚の下に黒い線が見えたり、毛穴の中にうずくまるような毛が見える場合は、埋没毛の可能性が高いと言えます。

また、毛穴周りが少し赤く盛り上がっていると、埋没毛が隠れている可能性が高いです。

②指で触ってみる

続いては、対象の部位を指で触ってみましょう。

プツッと小さなしこりのような感触があったり、チクチクしている場合は埋没毛の可能性が高いです。

埋没毛ができる主な原因

埋没毛ができる主な原因は主に3つあります。

  • 自己処理によるダメージ
  • 肌の乾燥やターンオーバーの乱れ
  • 衣類や摩擦による刺激

詳しい原因を1つずつ見ていきましょう!

自己処理(カミソリ・毛抜き)によるダメージ

埋没毛は、自己処理によるダメージが原因で起こってしまうことがあります。

特に、自己処理をする際のカミソリや毛抜きは絶対NG!

カミソリは肌表面を傷つけたり、毛の断面が鋭利になるため毛が皮膚の外に出られなくなってしまうことも・・・。

また、毛抜きで毛を抜いてしまうと、毛穴や周辺の皮膚が引っ張られて、微細な傷ができやすくなってしまいます。

その傷が炎症・色素沈着の原因になってしまうこともあるので、注意が必要です。

肌の乾燥やターンオーバーの乱れ

肌が乾燥すると、肌の角質層が厚くなってしまいます。

角質層が厚くなると毛穴の出口が塞がれ、毛が皮膚表面に出られず、埋没毛の原因になることがあることも・・・。

また、肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れてしまうと、古い角質が剥がれにくくなるため、埋没毛の原因に繋がります。

保湿不足や不規則な生活習慣は、埋没毛のリスクを高めてしまうことを把握しておくようにしましょう。

衣類や摩擦による刺激

ピチッとした衣類や下着を身につけることで、長時間肌に摩擦を与えてしまいます。

これを繰り返し行うことで、肌が硬くなったり炎症を起こしてしまうことも・・・。

このような刺激により毛の出口が塞がれてしまうと、毛が皮膚の内側にとどまりやすくなるため、埋没毛の原因になります。

埋没毛と炎症・毛嚢炎の違い

埋没毛と毛嚢炎の見た目は非常に似ているため、見分けづらいのが特徴です。

ということで、2つの違いを詳しく見ていきましょう。

埋没毛 毛嚢炎
原因 カミソリや毛抜きによる自己処理
角質のつまり
毛穴に最近が侵入して炎症を起こす
状態 毛が皮膚の中に閉じ込められた状態 毛穴が赤く腫れ、ニキビ状の炎症が起こる
見た目 黒い線や点は皮膚下に見えるが、赤みはない 赤くぷくっと腫れ、中央に膿があることが多い
痛み 基本的に痛みはない 触れると痛みがあり、炎症が進むとズキズキする

ここからは、2つの特徴について紹介していきます。

埋没毛と炎症を起こした毛嚢炎の特徴

一番わかり易い2つの見分け方は、見た目です。

埋没毛は、皮膚の下に黒い毛が見えますが、毛嚢炎は基本的にニキビのような見た目になっています。

また、毛嚢炎に関しては触ると痛みを伴うこともあるため、触って確認するのも1つの手です。

放置するとどうなる?

埋没毛や毛嚢炎は、軽症であれば治ることもありますが、放置してしまうと肌トラブルが悪化し、色素沈着や傷跡が残ってしまうこともあるため、注意が必要です。

特に、埋没毛は炎症が出ていなければ放置しても問題ありませんが、炎症があった状態で放置してしまうと細菌が広がり毛嚢炎に繋がることも・・・。

場合によっては、抗生物質などの治療が必要になる場合もあるため、炎症が起きている場合は早めに対処するようにしましょう。

埋没毛ができやすい部位と特徴

埋没毛は、毛が生えている部位であればどこにでもできる可能性があります。

その中でも、特に埋没毛ができやすい部位は以下の通り。

  • ワキ
  • VIO(デリケートゾーン)
  • 脚(ひざ下・太もも)
  • ヒゲや顔周り

部位によって埋没毛ができやすい原因が異なるため、それぞれの部位で埋没毛ができやすい理由を紹介していきます。

埋没毛ができやすい部位①
ワキ

メンズの脇画像

ワキに埋没毛ができる理由として、以下の原因が挙げられます。

  • カミソリでの自己処理が多い
  • 摩擦の影響を受けやすい

特に、ワキの自己処理をしている方は、カミソリや摩擦が原因で埋没毛になりやすいのが特徴です。

埋没毛ができやすい部位②
VIO(デリケートゾーン)

メンズのVIO脱毛

VIOに埋没毛ができる理由は、以下の通りです。

  • 皮膚が薄くてデリケート
  • 下着との摩擦やムレ

ピチッとした下着をつけたままだと、摩擦が起こってしまいます。

摩擦が原因で、皮膚の角質が厚くなり埋没毛になりやすいのが特徴です。

埋没毛ができやすい部位③
脚(ひざ下・太もも)

メンズの脚画像

脚に埋没毛ができる理由として、以下の原因があります。

  • ムダ毛の処理頻度が多い
  • 肌への刺激が強い

特に短パンを履く機会が多い夏は、脚のムダ毛を処理する方が多いと思います。

自己処理の影響で、肌へのダメージが蓄積し埋没毛になってしまうことがあるので、処理する際は注意が必要です。

埋没毛ができやすい部位④
ヒゲや顔周り

ヒゲ脱毛 メンズ画像

ヒゲの埋没毛は以下のことが原因です。

  • 毛が硬くて表面に出れない
  • カミソリ負け
  • 毛抜きのダメージ

特に、カミソリや毛抜きのダメージで埋没毛になってしまうことが多いです。

また、カミソリを強く押し付けたり逆剃りをすると、毛が皮膚内で曲がりやすくなるため、埋没毛の原因になってしまいます。

埋没毛ができたときの正しい対処法

では、埋没毛ができた時はどのように対処すればいいのでしょうか。

埋没毛の正しい対処法を見ていきます。

埋没毛の正しい対処法①
無理に毛を抜かない

まず1つ目は、無理に毛を抜かないことです。

ピンセットで無理やり毛を抜き出そうとする行為は、肌に傷をつけ炎症や色素沈着が起こってしまう可能性も・・・。

埋没毛が気になる気持ちは分かりますが、無理に抜かないようにしましょう。

埋没毛の正しい対処法②
患部を清潔に保つ

2つ目は、患部を清潔に保つことです。

埋没毛がある部位は、毛穴が軽く傷ついていることが多いため、雑菌が入り込むと毛嚢炎になってしまう可能性があります。

特に、夏場のワキ・VIO・顔まわりは湿度が高くなるため、菌が増殖しやすいため注意が必要です。

埋没毛の正しい対処法③
スクラブやピーリングで角質ケアする方法

3つ目は、ピーリングで角質ケアをすることです。

スクラブやピーリングは、肌の角質をオフして古い角質や皮脂汚れを取り除いてくれる効果があります。

そのため、古い角質のつまりが原因の埋没毛には、スクラブやピーリングが効果的。

とはいえ、皮膚にダメージがある状態でスクラブやピーリングを使用すると、肌に負担がかかりすぎてしまうため、注意が必要です。

埋没毛の正しい対処法④
皮膚科での治療について

最後は、皮膚科で治療をすることです。

埋没毛は「気がついたら治っていた・・・」なんてこともありますが、埋没毛の部位に炎症や腫れがみられる場合は、必ず皮膚科に行くようにしましょう。

毛穴の周りが赤くなっていたり、強い痛みを伴う場合は毛嚢炎になっている場合もあります。

なにか異変を感じたら、ご自身だけで判断せずに皮膚科で見てもらうようにしましょう。

埋没毛を繰り返さないための予防方法

埋没毛は、一度治っても繰り返し発症してしまうことがあります。

繰り返さないためには、どのようにすればいいのでしょうか。

埋没毛を繰り返さないための予防方法を紹介していきます。

正しいムダ毛処理の方法

まずは、正しいムダ毛処理の方法をすることです。

毛の自己処理をする場合は、なるべく肌にダメージを与えないために電気シェーバーを使用するようにしましょう。

また、ピンセットで毛を抜くのは肌に大きなダメージを与えてしまいます。

一時的には綺麗になりますが、炎症を起こして悪化させてしまうこともあるため、注意が必要です。

保湿ケアを徹底する

続いては、保湿ケアを徹底することです。

入浴後や自己処理後は、肌が敏感で乾燥している状態。

保湿クリームやローションでしっかり保湿をすることで、肌のバリア機能が整うため、角質肥厚を防ぎ埋没毛を防ぐことが出来ます。

衣類選びや摩擦対策

最後は、衣類選びや摩擦対策。

ワキやVIOは衣服の摩擦や湿気でダメージを起こしやすい部位です。

通気性がよく、締めつけの少ない柔らかい素材の衣類を選ぶことで、肌への刺激を減らし、埋没毛の発生を防ぐことができます。

埋没毛が悪化してしまうNG行動

どうしても埋没毛ができてしまった場合、悪化させないためにはどうすればいいのでしょうか。

ここからは、埋没毛が悪化してしまうNG行動を紹介していきます。

針やピンセットで無理に毛を取り出す

まずは、針やピンセットで無理やり取り出すことです。

埋没毛を抜くためには、先が尖っているもので毛を抜く必要があります。

皮膚の中に埋まっている毛を無理やり引っ張って抜くことで、埋没毛が悪化してしまう可能性も・・・。

雑菌が入ってしまうと毛嚢炎になってしまう可能性もあるため、無理やり毛を抜くのは絶対にやめましょう。

何度も剃る

続いては、何度も剃ることです。

ムダ毛を剃る回数が多いと、その分ダメージを受けてしまい埋没毛が悪化してしまうことがあります。

また、何度も剃ることで肌が乾燥してしまうため、肌トラブルの原因に・・・。

埋没毛が気になってしまうと何度も剃ってしまいがちになるので、肌トラブルを防ぐことは難しくなってしまいます。

肌をゴシゴシする

最後は、肌をゴシゴシしてしまうことです。

埋没毛があると、肌をゴシゴシして毛を出すクセがある・・・なんて方もいるはず。

肌に摩擦を与えて、埋まった毛を皮膚の外に出したとしても、ダメージでもっと埋没毛が悪化してしまう可能性があります。

埋没毛が気になっても、肌をゴシゴシしてダメージを与えないようにしましょう。

埋没毛を根本から防ぐなら脱毛がおすすめ

埋没毛は、主に自己処理のダメージが原因で発症してしまうことが分かりました。

とはいえ「ムダ毛が気になるからどうしても処理したい」という方がほとんどだと思います。

そんな時は、脱毛一択。

なぜ脱毛で埋没毛を防げるのでしょうか。

ということでここからは、脱毛が埋没毛にどのような影響をもたらすのか、紹介していきます。

自己処理不要で埋没毛ができにくくなる

脱毛をすることで埋没毛を防げる理由は以下の通り。

  • 毛根から毛を処理できる
  • 自己処理の回数が減る
  • 毛が細くなることで皮膚を突き破りやすくなる
  • 肌のターンオーバーが整いやすくなる

なかでも大きな理由は、自己処理の回数が減るから。

脱毛は毛根にダメージを与えるため、毛を薄くさせることが出来ます。

毛が薄くなることで、自己処理の回数が減り埋没毛の根本的な予防が可能です。

そのため、埋没毛が気になる方は脱毛を検討することをおすすめします。

おすすめの脱毛方法

脱毛は、主に美容脱毛と医療脱毛で分かれています。

美容脱毛は一時的な抑毛や減毛をするため、自己処理の回数を減らすことが可能。

医療脱毛は回数を重ねるにつれて永久脱毛ができるため、脱毛が完了すれば自己処理をする必要がありません。

そのため、埋没毛を完全に無くしたい方は医療脱毛がおすすめ。

なかでも、熱破壊式の脱毛機は毛根にしっかり反応するため、埋没毛ができにくくなります。

熱破壊式の脱毛機は以下の通り。

  • ジェントルマックスプロプラス
  • ジェントルマックスプロ
  • ジェントルレーズプロ
  • ライトシェアデュエット

つまり、これらの脱毛機を使用している医療脱毛クリニックであれば、埋没毛になる可能性は比較的低いと言えます。

埋没毛に悩む方に人気の医療脱毛クリニック

熱破壊式の脱毛機を採用している医療脱毛機は以下の通り。

  • レジーナクリニックオム
  • メンズリゼ
  • ゴリラクリニック
  • メンズヘラスクリニック
  • メディカルエピレーションクリニック
  • 湘南美容クリニック
  • アイリービューティークリニック
  • メンズプレミアムクリニック
  • メンズエミシアクリニック

その中でも「埋没毛が心配」「埋没毛を治したい」という方は、以下の項目を重視する必要があります。

  • 男性専用orメンズに特化した施術があるか
  • 肌トラブル時のサポートが整っているか
  • ある程度予約が取りやすい環境か

ということで、これらに当てはまるおすすめのメンズ医療脱毛クリニックを紹介していきます。

埋没毛で悩んでいる、または埋没毛が不安だという方は、ぜひ参考にしてみてください!

男性専門!メンズリゼ

メンズリゼのポップアップサムネイル画像

メンズリゼの特徴は以下の通り。

  • 熱破壊式の脱毛機あり
  • 肌トラブル時の対応が無料
  • 男性専用プラン&看護師による丁寧なプラン

メンズリゼでは、技術の高い脱毛機を使用することで、高い脱毛効果を期待できます。

また、無料カウンセリングでは医師が脱毛のリスクを全て開示してくれるため、初めて脱毛する方でも安心して挑める事まちがいなし。

肌トラブル時の対応も無料でしてくれるため、万が一埋没毛になっても安心です。

店舗は全国に19店舗を展開しているので、予約が1店舗に集中することはありません。

無料で店舗間移動ができるため、柔軟に予約することができると言えます。

効果・トラブル時のサポート・通いやすさが揃っているため、まずは無料カウンセリングで話を聞いてみてください!

医療脱毛専門!ゴリラクリニック

ゴリラクリニックのポップアップサムネイル画像

ゴリラクリニックの特徴は以下の通り。

  • 男性専門✕医療脱毛専門のクリニック
  • 複数のレーザー脱毛機から毛質に応じて選べる
  • 炎症リスクに備えたスキンケア体制が整っている

ゴリラクリニックは、男性専門の医療脱毛クリニックとして、300万件以上の施術実績があります。

さまざまな肌悩みを抱える方を無料でカウンセリングし、根本解決を導き出しているそう。

また、肌トラブル治療も無料なので埋没毛になっても無料で対応してくれるため、熱破壊式の脱毛機による高い効果はもちろんですが、安心して脱毛することができると言えます。

店舗は全国に22店舗を展開しているため、店舗数が少ない医療脱毛クリニックと比べると予約が取りやすいクリニックだと言えるでしょう。

ご自身の地域にゴリラクリニックがあるのか、公式サイトからチェックしてみてください!

メンズの脱毛といえばゴリラクリニック!

埋没毛に関するよくある質問

ここからは、埋没毛に関するよくある質問を紹介していきます。

埋没毛について不安だという方は、ぜひ参考にしてみてください!

埋没毛は自然に治る?

執筆者 画像

根岸 瑛奈

はい、軽度のものなら自然に治る場合があります。肌のターンオーバーが正常で角質が自然に剥がれれば、埋まった毛が皮膚を突き破って外に出てくることもあります。

埋没毛を潰すのは大丈夫?

執筆者 画像

根岸 瑛奈

基本的にNGです!無理やりピンセットで取り出そうとすると、肌を傷つけて炎症・出血・色素沈着の原因になります。雑菌が入り毛嚢炎や化膿するリスクもあるため、自己判断でいじらないようにしましょう。

埋没毛が多い人の共通点は?

執筆者 画像

根岸 瑛奈

カミソリの頻度が多い、乾燥肌、摩擦の多い衣服を着ている方は、肌のダメージが大きいため、埋没毛になりやすい特徴があります。

埋没毛とは?知っておきたいポイントまとめ

ここまで、埋没毛は誰にでも起こる可能性の肌トラブルだということが分かりました。

とはいえ、正しい知識とケアを実践することで、埋没毛の予防・改善が可能です。

今回紹介したポイントや、おすすめしたメンズ医療脱毛クリニックを参考にすれば、埋没毛で悩むことはありません!

埋没毛で悩んでいた方・心配な方はこの記事を参考にして、悩みのないモテ肌になっちゃいましょう!

【祝】公式LINEアカウント開設!!