医療脱毛のカウンセリングは、施術を受ける前に「自分に合うか」「総額はいくらか」「リスクや制限は何か」を確認する大切な時間です。
とはいえ初回は緊張しやすく、聞きたいことを忘れてしまう方も少なくありません。
この記事では医療脱毛 カウンセリングの一般的な流れを整理しつつ、契約前にチェックしたい要点と質問例までまとめて解説します。
当日契約を急ぐ必要はありませんので、比較検討の材料として落ち着いて活用してみてください。
また、HadaMoteでは「脱毛初心者でもオススメの医療脱毛クリニック」を紹介しているため、そちらも合わせて参考にしてみることをおすすめします。

美容専門学校卒業後、メンズエステサロンでエステティシャンとして勤務。多くの男性客の肌悩みに向き合う中で、メンズ美容の重要性を実感。現在はHadaMote編集部員として、メンズスキンケアや脱毛に関する記事を中心に執筆。現場での経験を活かしたリアルな情報提供が強み。
初回カウンセリングの流れをご紹介!契約前に把握しておこう
初回カウンセリングは「受付→ヒアリング→医師診察→説明→料金案内→必要に応じて契約」という順が多く、全体で30〜60分程度が目安とされています。
先に流れを知っておくと、当日の不安がぐっと減るはずです。
受付・問診票の記入
来院後は受付を済ませ、問診票(紙またはWeb)を記入する流れが一般的。
記入内容は、アレルギー・既往歴・内服薬・肌トラブル歴・日焼け状況、妊娠の可能性などが中心です。
医療脱毛はレーザーの熱作用を利用するため、体調や皮膚状態によっては照射を見合わせる判断が入ることもあります。
記入時点で迷う項目があれば、その場でスタッフに確認して構いません。
曖昧なまま進めるより、正確に共有したほうが安全性につながると言えます。
カウンセラーによるヒアリング
続いて、カウンセラー(または看護師・スタッフ)が希望を聞き取ります。
たとえば、以下のような内容が話題になりやすいです。
- 脱毛したい部位(全身/VIO/顔など)
- 自己処理の頻度や肌荒れの有無
- いつまでに減らしたいか(期限の有無)
- 痛みへの不安、麻酔の希望
- 予算感、通院できる曜日・時間帯
ここでは「理想」を遠慮なく伝えるのがコツです。
のちほどプラン提案の軸になるため、希望が曖昧だと最適化が難しくなることがあります。
医師による診察
医療脱毛は医療行為に該当するため、初回に医師の診察が入るケースが多いです。
主に肌状態(炎症、乾燥、ニキビ、色素沈着など)や、レーザー照射の可否を判断します。
部位によっては、ほくろ・あざ・タトゥー周辺などの扱いが個別判断になることも…。
照射の可否や対応方法は機器や方針で異なると言われていますので、気になる箇所はこのタイミングで見せておくと安心です。
脱毛方法・リスクの説明
次に、脱毛機の種類や照射方法・痛みの程度・起こりうる副作用などの説明があります。
医療レーザー脱毛は毛の成長に関わる組織(毛包周辺)へ熱影響を与えることで減毛を目指す仕組みとされていますが、同時に以下のようなリスクもゼロではありません。
- 赤み、腫れ、ヒリつき
- 毛嚢炎(毛穴の炎症)
- やけど、色素沈着(まれに)
- 硬毛化・増毛化(部位や体質により起こる可能性)
説明を聞く際は「起きた場合の対応」まで確認しておくと具体的です。
たとえば、診察・薬の処方が追加料金になるかどうかで安心感が変わります。
料金・プランの案内
プラン案内では、回数と対象範囲・割引の条件・支払い方法(現金、カード、医療ローン等)を提示されることが一般的。
ここで重要なのは、提示価格だけでなく「総額」と「追加費用の条件」です。
なお、キャンペーンや割引は適用条件(対象者、期限、併用可否)が細かい場合があります。
口頭説明だけに頼らず、書面や画面で条件を見ながら確認すると良いでしょう。
契約・初回施術日の予約
内容に納得できた場合は契約へ進み、初回施術日の予約を取る流れになります。
当日契約しない選択も通常は可能です。
いったん持ち帰る際は、検討期限や見積書の有効期間、キャンセルポリシーを確認しておくと安心できます。
また、契約直後に施術まで進めるかどうかは院内の混雑状況や医師の判断によって異なることも。
希望がある場合は、予約時点で可否を問い合わせるのが確実です。
初回カウンセリング前に知っておきたい準備事項
カウンセリングは手ぶらでも受けられることが多い一方、準備不足だと診察や説明がスムーズに進まない場合も。
最低限の準備を押さえるだけで、当日の密度が上がると言えます。
自己処理はどこまで必要?
カウンセリングのみの日は、原則として剃毛が不要なことも多いです。
ただし、肌質確認や毛量の参考として見せたい部位がある場合、過度に伸びていると観察しにくいことがあります。
施術同日を想定しているなら、指定がない限り「前日〜当日朝」に電気シェーバーで剃る案内が一般的です。
カミソリ負けしやすい方は、その旨を先に伝えておくと、剃毛方法の相談がしやすくなります。
自己処理の細かなルールはクリニックで異なることがあるため、予約時の案内を優先してください。
服装・持ち物で注意する点
当日は着替えがあることが多いものの、脱ぎ着しやすい服装だと移動や診察が楽です。
特にVIOや脚の相談をするなら、タイトすぎないボトムスが無難でしょう。
持ち物の例は以下です。
- 本人確認書類(契約する可能性がある場合)
- 支払いに使うカード等(必要時)
- 服用中の薬が分かる情報(お薬手帳など)
- 普段使っているスキンケア情報(敏感肌の方)
日焼け直後は施術制限につながる可能性があるため、来院前後は日焼け対策も意識すると良いでしょう。
服薬中・持病がある場合の伝え方
薬や既往歴は「関係なさそう」と感じても、レーザー照射の可否やリスク説明に影響することがあります。
たとえば光過敏を起こしやすい薬がある、皮膚疾患の治療中、抗凝固薬の使用など、状況により判断が変わる可能性も。
伝えるときは、以下の順で整理するとスムーズです。
- 病名・症状(いつから、現在の状態)
- 内服・外用薬の名前と用量(分かる範囲で)
- 通院先の診療科、主治医からの注意点
申告は安全面のために行うものなので、遠慮なく共有する姿勢がポイントです。
初回カウンセリングで必ず確認すべきポイント
後悔しやすいのは「値段」ではなく「条件の見落とし」です。
契約前に、費用・予約・ケア・解約の4点を押さえると判断がしやすくなります。
総額費用と追加料金の有無
医療脱毛 カウンセリングでは、コース料金だけでなく総額の内訳を確認してください。
特に追加になりやすい項目は次のとおりです。
| 確認したい費用 | 初診料・再診料、カウンセリング料(無料か)、テスト照射、麻酔、シェービング代、薬代、肌トラブル時の診察費など |
|---|---|
| 聞き方の例 | 「私の条件だと、追加料金が発生しやすい場面はありますか?」 |
| 注意点 | 「無料」の範囲が限定されていることがあります。書面で対象範囲を確認すると安心です |
| 比較のコツ | 同じ回数でも照射範囲や含まれるサービスが異なるため、総額で比較するのが現実的です |
見積書やプラン表は、可能なら持ち帰って比較するのが理想です。
予約の取りやすさ・通院ペース
脱毛は毛周期に合わせて複数回通う前提のため、予約の取りやすさが満足度に直結しやすいです。
希望の曜日・時間帯でどれくらい先まで埋まりやすいか、キャンセル待ち運用があるかを確認しておきましょう。
また、推奨される通院間隔は部位や機器により異なることがあります。
説明時は「最短」だけでなく「現実的な平均」を尋ねるとイメージがズレにくいです。
麻酔・アフターケアの対応
痛みの感じ方は個人差が大きいと言われています。
VIOや脇などは痛みを感じやすい傾向があるため、麻酔の種類(クリーム、笑気など)と費用、当日の追加可否を確認すると安心できます。
アフターケアでは、照射後の保湿や入浴・運動・飲酒の制限が案内されることが一般的。
肌トラブル時の診察や薬の扱いがコースに含まれるかも要チェックです。
「何か起きたときの窓口」が明確だと通いやすいと言えます。
解約・返金条件の確認
途中解約のルールは、クリニックごとに規約で定められています。
回数未消化分の精算方法、手数料の有無・返金の計算・クーリングオフの扱いなどを事前に確認してください。
口頭では覚えきれないため、契約書面の該当箇所に印をつけてもらう・スマホでメモするなど形に残す工夫がポイントです。
後悔しない脱毛クリニックを選ぶようにしましょう。
初回カウンセリング時に聞かれること・聞いておくべきこと
カウンセリングは「質問される場」でもあり「質問する場」でもあります。
聞かれる内容を想定しつつ、遠慮なく確認すれば納得感が上がるでしょう。
脱毛完了までの回数・期間の目安
多くの方が気になるのは「何回で終わるか」ですが、毛質・肌質・部位・ホルモンの影響などで個人差が出るとされています。
そこで、次のように聞くと現実的な目安が得やすいです。
- 自己処理が楽になる回数の目安
- ツルツルに近づける場合の回数の考え方
- 部位別(VIO・顔・脚など)の違い
- 追加照射が必要になりやすいケース
「完了」の定義も人により異なるため、ゴール像をすり合わせるのがコツです。
自分の毛質・肌質で効果は出るのか
医療レーザーはメラニンに反応する仕組みの機器が多い一方、機器の方式によって得意不得意があると言われています。
産毛が多い部位、色黒肌、日焼け肌、敏感肌などは、出力設定や機器選定が重要になる可能性も。
質問例としては、以下が実用的です。
- 「私の毛質だと、得意なレーザー方式はどれですか?」
- 「肌荒れしやすいのですが、照射出力はどう調整しますか?」
- 「硬毛化・増毛化が起きた場合、どう対応しますか?」
このあたりの回答が具体的だと、通院後のイメージが持ちやすいと言えます。
また、基本的な脱毛効果については医療脱毛の効果は何回から?で紹介しているため、そちらも合わせてご覧ください。
初回カウンセリング後の流れと施術開始までの注意点
カウンセリング後は、契約する場合も持ち帰る場合も「次の行動」を明確にしておくと迷いません。
契約した方は施術日までに自己処理や保湿、日焼け対策が必要になることが多いです。
施術前後で注意されやすい点は以下です。
- 日焼けを避ける(出力調整や施術延期になる可能性)
- 保湿を習慣化する(乾燥が強いと刺激を感じることがあります)
- 剃毛は電気シェーバー中心にする
- 体調不良や服薬変更があれば早めに連絡する
また、施術当日に赤みやほてりが出ることは珍しくないとされています。
大切なイベント前は余裕を持ったスケジュールを組むと良いでしょう。
無料カウンセリングにおいてよくある質問
初めての医療脱毛 カウンセリングで出やすい疑問を、実務的な観点で整理します。
最終判断は各クリニックの案内・医師の診察結果を優先してください。
- 無料カウンセリングだけ受けて帰っても大丈夫?
問題ないケースが一般的です。
検討中であることを伝え、見積書やプラン条件を書面で受け取れるか確認すると安心です。 - 当日契約しないと割引が消えますか?
キャンペーンの適用条件次第です。
期限・併用可否・対象者条件をその場で確認し、書面や画面で控えておくと良いでしょう。 - 生理中でもVIOは受けられますか?
クリニックの規定によります。
VIOは延期になることもあるため、予約変更のルール(期限・ペナルティ)もセットで確認してください。 - 敏感肌・アトピーでも受けられますか?
症状の程度や部位により判断が分かれることがあります。
医師に現状を見せ、照射可否・出力調整・薬の扱いを確認しましょう。 - テスト照射はできますか?
可能な院もあります(有料・無料はさまざま)。
心配な方は、対応可否と費用、結果を見て契約判断できるかを聞くと現実的です。
【まとめ】流れを把握したうえで後悔しない脱毛をしよう
医療脱毛の初回カウンセリングは、受付から診察・リスク説明・料金案内までを通して「自分に合う選択か」を見極める場です。
特に、総額と追加料金・予約の取りやすさ・麻酔・アフターケア・解約条件は、契約前に必ず確認しておきたいポイントになります。
当日は緊張して質問を忘れがちなので、聞きたいことをメモして持参するとスムーズでしょう。
流れを把握し、複数院を比較しながら判断することが、後悔しない脱毛への近道と言えます。
※本記事は一部にAIを活用して作成し、編集部が内容確認のうえ公開しています。






