今回は、医療の全身脱毛の料金相場を紹介していきます。
「自分の場合、何回プランを契約したらいいんだろう」「どれくらいの料金相場なんだろう」
このような疑問を抱いている男女は必見です。
本記事では、そんな全身脱毛の料金相場や回数への疑問に対して徹底解説していきます。
気になる方は、ぜひ最後までご覧ください!

美容専門学校卒業後、メンズエステサロンでエステティシャンとして勤務。多くの男性客の肌悩みに向き合う中で、メンズ美容の重要性を実感。現在はHadaMote編集部員として、メンズスキンケアや脱毛に関する記事を中心に執筆。現場での経験を活かしたリアルな情報提供が強み。
【結論】全身医療脱毛の料金相場
医療で全身脱毛をした場合の料金相場は5回で約15万〜40万円、8回で20万〜50万円ほど。
同じ回数でもこれだけの料金差があるのは、全身脱毛でも脱毛部位が異なるからです。
- 顔・VIOを含まない全身脱毛
- 顔を含む全身脱毛
- VIOを含む全身脱毛
- 顔・VIOを含む全身脱毛
顔とVIOを含む全身脱毛と、どちらも含まない全身脱毛では約10〜20万円ほど総額が変わってきます。
また、クリニックによってはシェービング代や麻酔代、予約をキャンセルした際にかかるキャンセル料金などの追加料金が発生することも。
一見すると基本料金が安く見えるクリニックでも、こうした追加料金が積み重なると相場よりも高くなってしまうことがあります。
回数別(5回・8回・10回)の料金と効果
医療の全身脱毛は施術回数によって料金と仕上がりが大きく異なります。
ということで、施術を5回・8回・10回した際の料金と効果を見ていきましょう。
全身脱毛を5回した場合の料金と効果
- 料金相場:15万〜40万円
- 毛の減少率:60〜70%
自己処理の回数が確実に減り、毛質も細く柔らかくなります。
ただし、濃い毛が多い人やツルツルな仕上げを目指したい場合は、追加照射が必要になることが多いです。
それを踏まえたうえで、5回の施術が向いている人の特徴は以下の通り。
こんな人にオススメ
・費用を抑えて脱毛を始めたい
・とりあえず効果を体感したい
・毛量を減らして自己処理を楽にしたい
全身脱毛を8回した場合の料金と効果
- 料金相場:20万〜50万円
- 毛の減少率:89〜90%
毛がまばらになり、自己処理がほとんど不要になるレベルを目指せます。
ある程度細い毛は、8回の施術を受けることで完全な状態に近づくことが多いです。
それを踏まえたうえで、8回の施術が向いている人の特徴は以下の通り。
こんな人にオススメ
・毛量が多い・毛が太い
・自己処理不要に近づけたい
・処理後のチクチク感をなくしたい
・毛量を減らして自己処理を楽にしたい
全身脱毛を10回した場合の料金と効果
- 料金相場:25万〜60万円
- 毛の減少率:90〜95%
毛周期の個人差や、効果が出るまでに時間がかかる肌質の場合でも、十分に照射回数を確保できるのが嬉しいポイントです。
毛が濃い人や多い人、ツルツルに近づけたい方にとって安心感のある回数だと言えます。
それを踏まえたうえで、10回の施術が向いている人の特徴が以下の通り。
こんな人にオススメ
・毛周期が遅く、効果が出にくいタイプ
・場所によって生えるスピードが違う
・仕上がりに妥協したくない
・追加の費用を支払う可能性を下げたい
なぜ回数で仕上がりが変わるのか?
レーザーは成長期の毛にしか反応しないため、一度の照射で全ての毛を処理できません。
そのため、毛周期が切り替わるたびに施術をすると仕上がりが安定してきます。
照射範囲の違いで料金が変わる
全身脱毛といっても、施術に含まれる部位によって料金が大きく変わってきます。
特に差が出やすいのは「顔」「VIO」の有無です。
顔を含めると、一般的に数万円〜10万円ほど料金が上がります。
- 顔は産毛が多くレーザー反応が薄い
- 細かい照射が必要で手間と時間がかかる
- 日焼けや赤みなどの肌トラブルリスクを避ける細かい出力管理が必要
これらの理由から、顔の脱毛部位が追加されると料金が高くなってしまいます。
一方で、顔はムダ毛が目立ちやすく化粧ノリや透明感、美肌効果を求める人には満足度が高い部位です。
また、全身脱毛と一緒にVIOを脱毛することで料金が5万〜10万円以上高くなるケースもあります。
その理由は以下の通りです。
- 毛が太く濃い
- 効果を出すいには出力を上げる必要がある
- 痛みが強く麻酔を使うことも多い
- 特にIラインは照射に時間がかかる
特に毛が太くて濃いと追加で施術をする必要があるため、追加料金がかかりやすいのが特徴です。
とはいえ、VIOを脱毛することでこのようなメリットを実感することができます。
- ニオイやムレの軽減
- 下着・水着をキレイに着れる
- 介護脱毛の需要増
清潔感が増し、ムレやすい夏に起こりやすい肌トラブルが解消されること間違いなし。
VIO脱毛は満足度が高く、近年人気が急上昇している部位でもあります。
料金差が生まれる理由【費用構造】
ここからは、医療脱毛クリニックごとで同じプランでも全身脱毛の料金差が生まれる理由を解説していきます。
なかでも料金に大きく影響するのは「脱毛機の違い」と「保証・追加照射の有無」です。
それぞれどのように金額差があるのか、詳しい内容を見ていきましょう!
脱毛機の違い(熱破壊式・蓄熱式)
1つ目は脱毛機の違いについて。
医療脱毛で使われるレーザー機器は大きく2種類に分けられ、導入コストや効果の出し方に違いがあります。
熱破壊式(ショット式)
熱破壊式の特徴は以下の通り。
- 毛根にレーザーを直接照射
- 効果が出るのが早い
- 痛みが強い
- 導入・維持コストが高い
- 太い毛(ワキやVIO)に向いている
なかでも脱毛するのに時間がかかるワキやVIOの毛を脱毛しやすい位にレーザー力が強いことから、熱破壊式を使用しているクリニックは料金が高くなりやすいです。
蓄熱式(SHR)
蓄熱式の特徴は以下の通り。
- 毛を生やすバルジ領域にじわじわ熱を与える
- 痛みが弱い
- 肌質を選ばず照射しやすい
- 効果は徐々に出てくる
- 導入負担が軽く維持費が安い
痛みや刺激が弱く、敏感肌の方でも問題なくできるというメリットがありますが、熱破壊式よりも効果を感じるまでに時間がかかります。
クリニックによって、
- 熱破壊式のみ
- 蓄熱式のみ
- どちらも使い分けられる
これらの違いがあるため、契約前に必ず確認しておきましょう。
保証・追加照射の有無
2つ目は保証・追加照射の有無です。
料金が高いクリニックほど、以下の費用が最初から料金の含まれていることが多いと言えます。
- シェービング代
- 照射漏れの再照射
- キャンセル料
- 麻酔代
- 肌トラブル時の診察や薬
また、一見安く見えるほど追加料金が発生しやすいため注意が必要です。
初回カウンセリングでは、総額でいくらかかるのか、どんなことで追加料金がかかるのかを確認しておくことで、後からのトラブルを回避できます。
脱毛プランが高いとマイナスなイメージがありますが、万が一のときに無料でサービスを受けられるメリットがあるので、安さだけで決断しないようにしてください。
全身脱毛を安く受ける方法
脱毛は決して安い買い物ではありません。
そのため、できるだけ無駄なく契約することが大事です。
医療脱毛クリニックによっては、キャンペーンを用意しているところもあり、使用するとかなり安く施術を受けることができます。
- 学割
- ペア割
- のりかえ割
- 紹介割
組み合わせによっては数万円単位で安くなることもあるため、契約前に必ずチェックしておくようにしましょう。
お得なキャンペーンを実施しているクリニックやキャンペーンの詳細は、HadaMoteの記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。
よくある質問(Q&A)
ここからは、全身脱毛のよくある質問を紹介していきます。
ある程度の知識を知っておくことで、スムーズに契約できること間違いなし。
ぜひ参考にしてみてください。
- 全身脱毛は5回で足りますか?
ツルツルにしたいか、毛量を減らしたいかによって変わってきます。
ツルツルにしたい場合は5回では足りないことが多く、10回以上の施術がオススメ。
5回目から脱毛効果がでてくるので、毛量を減らしたい方には適している回数です。 - 全身脱毛を最安で受ける方法は?
キャンペーンをうまく活用することでお得に脱毛できます。
特に、夏前や秋〜冬にかけてお得な季節限定のキャンペーンを実施しているクリニックが多いため、安く脱毛したいなら狙い目です。 - 追加料金はどこで発生しますか?
特に多いのは麻酔代、キャンペーン料、シェービング代、照射漏れ対応の有無です。








