大手脱毛サロンとして知られているミュゼプラチナムが、2025年3月に突然の営業停止を発表しました。
「もう通えないの?」「支払ったお金はどうなるの?」と、不安を感じている女性の方も多いのではないでしょうか。
特に、前払いで契約をしていた方にとっては切実な問題です。
一方で、別会社による再建や新たなサービス「どこでもミュゼ」など、動きも出始めています。
この記事では、ミュゼプラチナムの現状や今後の見通し、返金対応の可能性などをできる限りわかりやすく解説します。
すでに契約している方や、これからの脱毛をどうするか迷っている女性にとって、少しでも安心材料となる情報をお届けします。
また、メンズミュゼプラチナムでご契約されている方に向けたパートも用意していますので、男性の方はそちらを参考にしてください。

美容専門学校卒業後、メンズエステサロンでエステティシャンとして勤務。多くの男性客の肌悩みに向き合う中で、メンズ美容の重要性を実感。現在はHadaMote編集部員として、メンズスキンケアや脱毛に関する記事を中心に執筆。現場での経験を活かしたリアルな情報提供が強み。
今後どうなる?サービス継続と倒産リスクの可能性
営業停止から数ヶ月が経過した今でも、「このままミュゼは潰れてしまうの?」と不安を感じている女性の方は少なくありません。
実際、運営を担っていた株式会社ミュゼプラチナムには、未払い給与や退職金など約30億円規模の債務が発生していると報じられています。
さらに、2025年5月には元従業員らによって東京地方裁判所に破産手続きの申し立てが行われました。
この報道をきっかけに、サロンの公式ホームページや会員アプリも一時的にアクセスできない状態が続き、信頼性への不安が一気に広がりました。
とはいえ、現時点では裁判所から正式な破産開始決定は下されていません。
ミュゼ側は再建を目指していると見られますが、経営の透明性や返金対応の整備が不十分なままなのも事実です。
再開の兆しとして、別法人「どこでもミュゼプラチナム株式会社」による営業支援や新体制での運営がスタートしています。
ただしこれは“新しい会社”による再構築であり、これまでの契約がそのまま継続されるとは限りません。
このため、今後の展開としては以下の2つの可能性が考えられます。
- 法的な整理(破産手続きや民事再生など)を経て、完全に事業清算となるシナリオ
- 「どこでもミュゼ」を軸に、新たな形でブランド継続を目指すシナリオ
どちらに進むかはまだ不透明ですが、女性の利用者としては情報に振り回されすぎず、冷静に今後の対応を考えることが大切です。
返金される?支払済みの契約やチケットの取り扱い
すでに施術を受けていた方や、複数回のチケットを購入していた女性の方にとって、最も気になるのが「お金は戻ってくるのか」という点ではないでしょうか。
現時点で、旧ミュゼプラチナム(MPH株式会社)側から明確な返金スケジュールは発表されていません。
さらに、運営元が法的整理に進んだ場合は、債権者のひとりとして、他の負債と同列に扱われる可能性があります。
そのため、返金を希望する方は、クレジットカード会社へのチャージバック申請を検討するのが現実的です。
チャージバックとは、「サービスが提供されなかった」ことを理由に、クレジットカード決済を取り消してもらう制度です。
ただし、申請には期限があります。
カード会社によって異なりますが、目安は決済日から60〜120日以内とされています。
すでにこの期間を過ぎてしまっている場合も、泣き寝入りする前に、一度カード会社へ相談してみることをおすすめします。
なお、現時点では店舗に直接問い合わせても、運営が停止しているため対応が難しいケースが多いようです。
また、公式アプリやマイページも利用が制限されていることから、連絡先や契約内容は必ずご自身で控えておくと安心です。
さらに、各自治体に設置されている消費生活センターでは、事業者とのトラブルや返金相談に関するアドバイスが受けられます。
不安な方は、ひとりで悩まず、早めに相談してみてください。
「どこでもミュゼ」とは?加盟サロンでの継続利用について
ミュゼの休業発表後に登場した「どこでもミュゼ」という新サービスに、戸惑った女性の方も多いのではないでしょうか。
「どこでもミュゼ」は、従来のミュゼとは別法人「どこでもミュゼプラチナム株式会社」が立ち上げた、新たなフランチャイズ運営の仕組みです。
全国の元ミュゼ店舗のうち、希望するサロンオーナーが新たに契約を結び直して加盟店として営業再開するという形式になっています。
ただし、この制度ではミュゼ時代の会員情報や契約内容をそのまま引き継ぐことはできません。
そのため、利用者は「置き換えコース」という形で、既存契約に近いプランを再構築してもらう流れになります。
具体的には、ミュゼで購入した回数や部位に応じて、類似内容の脱毛コースを割引価格で再契約するという仕組みです。
加盟店ごとに対応が異なるため、ご自身が通っていた店舗が再開しているかをまず確認することが大切です。
現在、どこでもミュゼに参加しているのは全国で約285店舗とされています。
2025年6月時点では、大阪・京都・福岡・静岡などを中心に一部エリアで予約受付が再開されており、今後の拡大も見込まれています。
ただし、「ミュゼ」の名前は残っていても、運営元も契約内容もまったく別物である点には十分注意が必要です。
継続利用を検討する際は、料金体系・保証内容・施術回数などをしっかり確認した上で判断するようにしましょう。
ミュゼ契約者の救済サロンとして注目のRBLとラココ
ミュゼの営業停止を受けて、複数の脱毛サロンが救済プランを打ち出しています。
なかでも話題となっているのが、RBL(ROLAND Beauty Lounge)とラココの対応です。
RBLは通常男性専用の脱毛サロンですが、今回に限りミュゼ契約者を対象に、男女問わず全身脱毛3回を無料提供する特別プランを実施しています(※既存会員のキャンセル枠を活用)。
一方、女性にとって特に注目なのがラココの救済対応です。
ラココでは、ミュゼで契約していた女性を対象に、未消化回数に応じた割引付きの乗り換えプランを提供しています。
このプランは、カウンセリング時にミュゼの契約書や会員証を提示することで適用。
ラココは全国に100店舗以上を展開する女性専用サロンで、痛みの少ない最新SHR脱毛を採用しています。
通いやすさや予約の取りやすさにも定評があり、ミュゼからの乗り換え先としても高い満足度を誇ります。
また、無理な勧誘がない安心感や、丁寧なカウンセリング対応も支持されているポイントです。
救済プランの詳細は契約状況によって異なるため、まずは無料カウンセリングで確認しておくことをおすすめします。
なお、対象となるのはミュゼで有料契約をしていた方です。
無料カウンセリングのみの利用や、クーポン消化だけの方は対象外となる可能性があるため注意してください。
男性契約者も安心!メンズミュゼプラチナムの現状と今後の対応策
メンズミュゼプラチナムは現在も全国9店舗で営業を継続しています。
運営会社が旧ミュゼとは異なる新法人であることから、今回の破産手続きの影響は受けていません。
とはいえ、運営体制の変更や将来の不透明さに不安を感じている男性ユーザーも多いのではないでしょうか。
そこでここからは、目的別におすすめの対応策をご紹介します。
「このまま通っていいのか不安」な方へ
営業は続いているものの、「また突然通えなくなったら…」という不安を抱えていませんか?
そんな方には、信頼性の高いサロンへの乗り換えがおすすめです。
ROLANDさんがプロデュースする「RBL(ROLAND Beauty Lounge)」は、全国で展開する男性専用脱毛サロンです。
落ち着いた個室空間や丁寧な接客に定評があり、他社からの乗り換えプランも実施中です。
- 完全個室・清潔な施術空間
- 男性専門の対応で安心
- 無料カウンセリングあり
「迷っているうちに通えなくなってしまった」と後悔する前に、今のうちに一度相談しておくと安心です。
\RBLのカウンセリングは完全個室対応/
「もっと効果を出したい」なら医療脱毛の検討を
「脱毛効果が物足りない」「ヒゲの減りが遅い」と感じている方には、医療脱毛クリニックへの切り替えが適しています。
医療脱毛は、医師の管理下でレーザー機器を使い、永久脱毛効果が期待できるのが最大の特徴です。
エミナルクリニックメンズやメンズリゼでは、男性専用プランや麻酔対応もあり、痛みに弱い方でも安心です。
- 少ない回数で効果を実感
- 医師・看護師のサポートあり
- 料金が明確で安心
脱毛効果を重視する方こそ、一度無料カウンセリングで内容を比較してみてください。
\効果を重視したい方におすすめ/
「どこも信用できない」そんな方こそ無料相談を
「また同じようなトラブルに巻き込まれるのでは」と不安になっている方も多いかもしれません。
そんなときこそ、無料カウンセリングを活用して、直接プロの意見を聞いてみることが大切です。
最近では、カウンセリングのみで契約不要のサービスが増えており、勧誘なしで不安や疑問を解消できます。
迷いを抱えたまま時間が経ってしまう前に、まずは一度話を聞いてみるだけでも大きな前進になります。
\話を聞いてから判断したい方に/
実際に乗り換えた人のリアルな声
救済プランや乗り換え制度があるとはいえ、「本当に安心して通えるの?」「施術や接客は大丈夫?」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。
ここでは、実際にミュゼから他サロンや医療脱毛に乗り換えた女性たちの声をご紹介します。
ミュゼが突然休業になって心配でしたが、ラココに乗り換えたらスムーズに対応してもらえました。痛みも少なくて通いやすいです。
「どこでもミュゼ」を利用してみましたが、スタッフや雰囲気が変わっていて戸惑いました。きちんと説明はありましたが、やはり別物だなと感じます。
これをきっかけに医療脱毛に切り替えました。アリシアクリニックに通っていますが、効果が早くて満足しています。
ラココに相談したものの、初回の説明がややあっさりしていて少し不安でした。でも料金や回数はしっかり確認できました。
乗り換えた方の声を見ても、不安はありつつも新しい環境で前向きに脱毛を続けている女性が多いことがわかります。
大切なのは、自分に合ったサロンやクリニックを選び直し、納得できる形で脱毛を再スタートすることです。
どこで脱毛を再開するかは、あなたの判断次第。
まずは気になるサロンやクリニックで無料カウンセリングを受けて、自分に合うかどうかをしっかり確認してみてください。
今後のために見直すべき脱毛選び・光脱毛と医療脱毛の違い
今回のミュゼの営業停止をきっかけに、「そもそも脱毛ってどこで受けるのが正解だったんだろう?」と考え直した方も多いのではないでしょうか。
今後の脱毛選びで後悔しないためには、光脱毛と医療脱毛の違いをきちんと理解しておくことが大切です。
光脱毛は、エステサロンで提供される脱毛方法で、出力が控えめなぶん、痛みが少なく通いやすいというメリットがあります。
一方で、あくまで一時的な減毛・抑毛にとどまることが多く、定期的なメンテナンス通いが必要となる場合もあります。
一方の医療脱毛は、クリニックで医師や看護師の管理下に行う脱毛方法。
レーザー機器で毛根や毛乳頭を破壊し、永久脱毛の効果が期待できるのが特徴です。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、まずは違いを一覧で整理してみましょう。
光脱毛(サロン) | 医療脱毛(クリニック) | |
---|---|---|
脱毛効果 | 一時的な減毛・抑毛 | 永久脱毛効果あり |
施術回数の目安 | 12回〜18回以上 | 5回〜8回前後 |
痛みの強さ | 弱い〜やや強い | やや強い(麻酔あり) |
医療資格者の有無 | なし(無資格者でも施術可能) | あり(医師・看護師が対応) |
トラブル対応 | 基本的に自己責任 | 診察・薬処方など医師対応可能 |
このように、医療脱毛は施術回数が少なく、効果も長く続く傾向があります。
そのぶん費用は高く感じるかもしれませんが、トータルで見ると結果的にコストパフォーマンスが良いこともあります。
今回のようなトラブルをきっかけに、「今後は安心できる環境で脱毛したい」と思われた方には、医療脱毛クリニックの検討もおすすめです。
エミナルクリニックのような全国展開の医療脱毛専門クリニックでは、痛みを抑えた最新機器を導入しており、初めての方でも通いやすい環境が整っています。
カウンセリングも丁寧で、無理な勧誘がない点も安心材料です。
まずは無料カウンセリングで、ご自身の肌質や希望に合ったプランを相談してみてください。
【まとめ】ミュゼの現状を踏まえ、今後どう行動すべきか
長年通っていたミュゼプラチナムの突然の営業停止に、驚きと不安を感じた女性の方も多いのではないでしょうか。
現在もなお状況は完全には収束しておらず、破産手続きや新体制での運営など、変化が続いている段階です。
すでに支払いを済ませていた方にとっては、返金対応の行方やチャージバックの可否が気になるポイントです。
また、「どこでもミュゼ」のような別法人による営業再開や、他サロンの救済措置・乗り換えプランなど、再スタートの手段も複数登場しています。
とはいえ、「結局自分はどうすればいいの?」と迷う女性も少なくないはずです。
そんな方のために、状況別に選択肢を整理できる診断チャートをご用意しました。
このように、ご自身の契約状況や希望に応じて、取るべき行動は異なります。
「どこに相談したらいいのかわからない…」という方は、まず無料カウンセリングを複数受けてみるのがおすすめです。
納得できる判断をするためには、正確な情報と安心できる対応を提供してくれるサロンやクリニックを選ぶことが大切です。
迷っている方こそ、ぜひ一歩踏み出してみてください。