VIO脱毛は自己処理の負担を減らしやすい一方で、施術後に「赤い」「ヒリヒリする」「腫れている気がする」といったトラブルが起こることもあります。
特にVIOは皮膚が薄く、蒸れや摩擦も起こりやすい部位なので反応が出やすいのが特徴です。
この記事では、VIO脱毛で起こりやすいトラブルの種類・赤み・痛み・腫れの原因、正しい対処法・受診の目安・そして予防策までをまとめて解説します。
過度に怖がる必要はありませんが「正常な反応」と「相談すべき症状」を見分けることが大切です。

美容専門学校卒業後、メンズエステサロンでエステティシャンとして勤務。多くの男性客の肌悩みに向き合う中で、メンズ美容の重要性を実感。現在はHadaMote編集部員として、メンズスキンケアや脱毛に関する記事を中心に執筆。現場での経験を活かしたリアルな情報提供が強み。
VIO脱毛でよく起こるトラブルは?
VIO脱毛後のトラブルは「レーザーや光の熱刺激による一時的な反応」の範囲で収まることも多いです。
とはいえ違和感の出方には個人差があり、肌状態や体調次第で強く出る可能性があります。
まずは代表的な症状を整理して、落ち着いて判断できるようにしていきましょう。
赤みやヒリヒリ感
施術後に赤みが出たり、軽いヒリヒリ感が続いたりすることがあります。
これは照射による熱で皮膚が刺激され、軽い炎症反応が起きている状態です。
よくある体感としては、日焼け後のほてりに近い感覚。
多くは数時間〜数日で落ち着くことがありますが、摩擦や熱いお風呂で悪化するケースもあるため注意が必要です。
強い痛みやズキズキする違和感
「施術中は我慢できたのにあとからズキズキする」「触れると痛い」といった痛みが出る場合があります。
VIOは毛が太く密度が高いため熱が集まりやすい傾向があり、痛みが出やすいのが特徴です。
一方で痛みが強い状態が続く場合は、刺激が強すぎた・炎症が広がっているなど別の要因が関わっている可能性も…。
痛みの程度と経過を記録しておくと、相談時に役立ちます。
腫れやむくみ
VIOは皮膚が薄く、血流やリンパの影響を受けやすい部位です。
そのため照射後に軽く腫れたように見えたり、むくみっぽさを感じたりすることがあります。
また、下着の圧迫や歩行時のこすれで腫れが目立つことも。
腫れが軽度で時間とともに引いていくなら経過観察で問題ないことが多いですが、急に悪化する場合は要注意です。
VIO脱毛で赤み・痛み・腫れが出る原因
赤み・痛み・腫れにはいくつかの原因が重なっていることが多く「これだけが原因」と言い切れない場合もあります。
ここでは、VIO脱毛トラブルの代表的な要因を後悔しないための視点で紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
照射パワーが肌に合ってない
医療脱毛(レーザー)や光脱毛は毛のメラニンに反応して熱を発生させ、毛根周辺にダメージを与える仕組みです。
そのため、出力(照射パワー)が高いほど反応が強く出やすく、赤みや痛みが強くなることがあります。
特にVIOは毛が濃く太い方が多いので反応しやすい一方、肌もデリケートです。
結果として「毛には反応しやすいのに、肌は刺激を受けやすい」というバランスの難しさが出やすい部位だと言えます。
施術前後の保湿不足
肌が乾燥していると、バリア機能が低下し刺激を受けやすくなると言われています。
VIOは洗浄のしすぎや下着の摩擦で乾燥しやすいこともあり、保湿不足がトラブルの引き金になる可能性も。
保湿が十分だと「まったく痛くならない」という単純な話ではありませんが、少なくとも肌のコンディションを整え、刺激に耐えやすくする意味はあります。
生理前・体調不良による肌バリア低下
生理前後はホルモンバランスの影響で肌が敏感になったり、むくみやすくなったりすることがあります。
また、寝不足やストレス・風邪気味のときも肌の回復力が落ちることがあるため注意が必要です。
VIOは蒸れやすい部位でもあるため、体調が悪い時期に照射刺激が加わると赤みやヒリヒリ感が長引く可能性があります。
自己処理の方法が間違っている
施術前のシェービングで、カミソリ負け・切り傷・擦り傷ができていると、そこに照射刺激が重なりトラブルにつながることがあります。
VIOは見えにくく無理な体勢で処理しがちなので、肌を傷つけやすい点も要注意です。
自己処理の刺激をできるだけ減らすことが重要になります。
VIO脱毛後にトラブルがでた時の正しい対処法
VIO脱毛のトラブルは、焦って強いケアをすると悪化することがあります。
まずは刺激を避けつつ、基本の対処を丁寧に行うのが近道です。
ここでは「自宅でできる範囲」の対処法を中心に紹介していきます。
赤み・腫れがある場合はしっかり冷却をする
赤みや腫れが気になるときは、冷却が基本です。
清潔なタオルで包んだ保冷剤を、短時間ずつ当てて様子を見てください。
ポイントは「冷やしすぎないこと」と「直接当てないこと」です。
冷却は炎症を落ち着かせる目的で行いますが、過度に冷やすと別の刺激になる可能性があります。
保湿ケアで肌の回復を促す
乾燥は刺激を増やしやすいので、低刺激の保湿剤でケアします。
香料やアルコールなど刺激になりやすい成分が入っている製品は避けたほうが無難でしょう。
塗るときは「こすらずそっと置く」イメージが大切です。
保湿=強く塗り込むほど効くというものではありません。
摩擦・締め付けの少ない下着を選ぶ
施術後は、下着のゴムや縫い目が刺激になりやすいです。
できればコットン素材で、締め付けが少ないものを選ぶと快適に過ごせます。
また、デリケートゾーン用シートで頻繁に拭くなど、摩擦が増える行動は控えるようにしましょう。
痛みが強い場合は無理せず様子を見る
痛みが強いと不安になりますがまずは刺激を避けて安静にし、冷却・保湿・摩擦回避を徹底します。
痛み止めの使用可否は持病や体質によって変わるため、自己判断が難しい場合は施術先や医師に確認してください。
ただし、次のような場合は早めの相談が無難です。
- 痛みが日ごとに増している
- 水ぶくれ、びらん、強い熱感がある
- 膿が出る、強いかゆみが続く
- 発熱や強い倦怠感など全身症状がある
これらの状況を放っておくと最悪施術が出来なくなるケースもあるため、必ずクリニック・サロンに相談するようにしてください。
VIO脱毛トラブルを防ぐためにできる予防策
VIO脱毛のトラブルはゼロにはできませんが、準備と伝え方でリスクを下げられます。
とくに「肌のコンディション」「摩擦」「自己処理」の3つを意識すると、施術後の不安が減りやすいです。
施術前後の保湿を徹底する
普段から保湿しておくと肌が乾燥しにくくなり、刺激に反応しにくい状態を作りやすいです。
施術直前だけ慌てて塗るのではなく、日常的に整えるのがコツでしょう。
なお、施術当日にクリームなどを塗って行ってよいかはクリニック・サロンごとに異なることがあるため、事前に確認すると安心です。
生理前後は施術を避ける
生理前後は敏感になりやすい方が多く、痛みや赤みが強く出る可能性があります。
予約日は余裕を持って調整し、無理に受けない判断も大切です。
VIOは体調の影響を受けやすい部位なので「今日はやめておこう」が正解になる日もあります。
自己処理は電動シェーバーを使用する
自己処理は電動シェーバーが基本です。
カミソリは深剃りになりやすく、見えにくいVIOでは肌を傷つけるリスクが上がります。
処理のポイントは「剃った直後に赤くなるなら、その時点で刺激が強いサイン」と捉えることです。
肌を守る意味でも、刃の交換・清潔管理もセットで行いましょう。
カウンセリングで不安点を必ず伝える
恥ずかしさから我慢してしまいがちですが、VIOは特に「情報共有」が結果に直結します。
たとえば、以下は事前に伝える価値が高い項目です。
- 敏感肌、かぶれやすさ、アトピー等の既往
- 生理周期と肌荒れしやすい時期
- 以前の脱毛で赤みが長引いた経験
- 麻酔の希望(医療機関の場合)
出力調整や照射範囲の説明が丁寧な施設だと、トラブル時の対応も相談しやすい傾向があります。
結果として、VIO脱毛の不安が減りやすいでしょう。
VIO脱毛で起こるトラブルについてよくある質問
ここからは、VIO脱毛で起こるトラブルについてのよくある質問を紹介していきます。
これらの内容を把握しておくことで、ある程度のトラブルは減らせるはず。
特に初めてVIO脱毛に挑む予定の方は、必ず把握しておきましょう!
- 赤みはどれくらい続きますか?
個人差がありますが、数時間〜数日で落ち着くことがあると言われています。
悪化する、長引く、水ぶくれがある場合は早めに相談してください。 - 施術後に入浴しても大丈夫ですか?
当日はシャワーのみを案内されることが多いです。
熱い湯船、サウナ、激しい運動は赤みや腫れを強める可能性があるため、施設の指示に従うのが安全です。 - かゆみが出るのは異常ですか?
乾燥や軽い炎症でかゆみが出ることがあります。
ただし強いかゆみ、ブツブツ、膿、広がる発疹がある場合は別の皮膚トラブルの可能性もあるため相談が推奨されます。 - 次回の施術は受けてもいいですか?
赤みや痛みが残っている状態での照射は負担になることがあります。
予約前に状態を伝え、延期や医師判断を含めて確認するのが良いでしょう。
【まとめ】VIO脱毛は原因を正しく理解し対処すれば過度に心配する必要なし!
VIO脱毛後の赤み・痛み・腫れは、照射刺激による一時的な反応として起こることがあります。
とはいえ、出力が肌に合っていない・乾燥している・体調が悪い・自己処理で傷があるなど、条件が重なるとトラブルが強く出る可能性も否定できません。
対処の基本は、冷却・保湿・摩擦回避の3つです。
加えて・痛みが増す・水ぶくれや膿がある・症状が長引くといった場合は、早めに施術先や医療機関へ相談してください。
不安を減らすには、施術前後の保湿・周期の調整・電動シェーバーでの自己処理・そしてカウンセリングでの情報共有がポイントです。
これらを意識すると、VIO脱毛のトラブルを必要以上に恐れず、納得感のある選択につながると言えます。





