全身脱毛は照射範囲の多い施術なので、相場が高いイメージのお持ちの方は多いでしょう。
ですが、高いか安いかだけで判断すると、あとから総額が膨らんで後悔に繋がる可能性があります。
結論としては、どの程度まで減らしたいのかを揃えて比べると医療脱毛とサロン脱毛で「必要回数」と「実質費用」の見え方が変わるでしょう。
この記事では、相場の目安を整理しつつ追加料金の落とし穴や選び方までまとめているのでぜひ参考にしてみてください。

大学で美容科学を専攻し、卒業後は化粧品メーカーの研究開発部門で勤務。メンズ向けスキンケア商品の開発に携わる中で、情報発信の重要性を感じ、美容ライターに転身。現在は、HadaMote編集部員として、科学的根拠に基づいたメンズ脱毛に関する記事を多数執筆。
医療脱毛とサロン脱毛の相場を一覧で比較
医療とサロンは同じ「全身脱毛」でも回数設計が違うため、まずは相場感をざっくり掴むのが近道です。
脱毛は毛周期の影響を受けるため、一定間隔で複数回通うのが一般的。
さらに、毛質・肌質・部位で体感が変わりやすく、相場は「何回でどこまで目指すか」で上下します。
- 相場は「1回の値段」ではなく「想定回数×追加費用」で見るのが基本
- 医療脱毛は医療機関でレーザー機器を用いる方式
- サロン脱毛はエステサロン等で光脱毛(IPLなど)を用いる方式が中心
これらのポイントを詳しく見ていきましょう。
医療脱毛の全身脱毛相場(回数・料金目安)
医療脱毛の相場は、全身のみか全身+顔/VIOかで大きく変わります。
一般的なプランでは「5回」「8回」など回数が区切られていることが多く、短期集中型の設計になりやすい傾向です。
ただし、効果の感じ方には個人差があり、追加照射を検討するケースも見られます。
| プラン例 | 料金目安(税込) |
|---|---|
| 全身(顔・VIO除く)5回 | 約6〜20万円台 |
| 全身+VIO 5回 | 約10〜30万円台 |
| 全身+顔+VIO 5回 | 約15〜35万円台 |
| 追加照射(1回あたり) | 部位・院により変動 |
| 初診・再診/薬/麻酔 | 無料〜有料(院の方針による) |
医療脱毛は医師・看護師等の管理下で行われ、肌トラブル時に医療的対応へつながりやすい点が特徴です。
相場は1回換算、約1万5千円〜5万円。
一方で、麻酔代や剃毛代などが別途になる院もあるため、契約前の確認が欠かせません。
サロン脱毛の全身脱毛相場(回数・料金目安)
サロン脱毛は「月額」「回数パック」「通い放題(条件付き)」など、料金の見せ方が幅広いところがポイントです。
表示価格が魅力的に見える反面、条件を確認しないと総額が想定より増える可能性があります。
| プラン例 | 料金目安(税込) |
|---|---|
| 全身 5回 | 約9〜15万円台 |
| 全身 12回 | 約18〜30万円台 |
| 全身 18回以上 | 約30万円〜(プランにより変動) |
| 月額制 | 月々数千円〜(総額は条件で変動) |
| シェービング/キャンセル等 | 無料〜有料(サロンの規定による) |
サロンの光脱毛は、継続して通うことで毛量を減らしていく流れになります。
顔とVIO込みの全身脱毛が1回換算1万円前後。
ペースや回数が増える分、予約の取りやすさが満足度に直結しやすいです。
より詳しく医療脱毛とサロン脱毛の料金比較をチェックしたい方は、医療脱毛とサロン脱毛の値段・総額を比較も合わせて確認してみてください。
総額比較|同じ効果を目指した場合の実質費用の違い
「同じゴール」を揃えないと比較がズレてしまうので、実質の費用は目的別に考えるのが安全です。
脱毛のゴールは人によって違い自己処理が楽ならOKの人もいればツルツルな状態を目指す人もいます。
そのため、全身脱毛の料金相場は一括に同じとは言えません。
「自己処理が楽になる」ラインで比較するとどうなる?
自己処理の頻度を減らしたい場合は、医療脱毛は少ない回数で変化を感じる人がいる一方、サロン脱毛は回数を重ねて整えていく流れになりやすいと整理できます。
目安としては、医療は5回前後・サロンは12回前後を比較軸に置くと検討しやすくなるでしょう。
ただし、毛の濃さや部位(VIO・背中など)で必要回数が伸びるケースがあるため、平均だけで決めないことが大切。
迷ったら、先に「どの部位をどれくらい楽にしたいか」を考えてみてください。
たとえば「腕脚は自己処理が楽な状態でVIOは様子を見て」でも成立しますし、部位別に戦略を変えるのも現実的です。
表示価格だけでは相場は判断できない理由
同じ「全身脱毛◯回」の表示でも、含まれる範囲や追加料金の条件が異なります。
たとえば次のような差が起こりやすいです。
- 全身に「顔・VIO」が含まれているかどうか
- 麻酔、剃毛、肌トラブル時の薬代が別料金か
- 予約変更や当日キャンセルの扱い(回数消化・ペナルティ)
また、月額制は「月々の負担が軽い」一方で、完了までの総支払額は通い方で変動します。
「総額でいくらになりそうか」を先に出すのが堅実でしょう。
「安い=お得」とは限らない仕組み
価格が安く見えるプランでも、希望の状態に近づくまでの回数が多ければ結果的に総額が上がる可能性があるでしょう。
これは医療・サロンどちらにも起こり得ます。
また、料金以外のコストも見落としがち。
たとえば予約が取りにくいと通院が長期化して途中で挫折しやすくなりますし、急なキャンセルで回数が消化されると「想定より高くついた」と感じやすいです。
「お得かどうか」は、総額と通い切れる仕組みを総合的に判断するのが重要といえます。
全身脱毛の相場が「高い」と感じやすい理由
相場そのものよりも、追加費用や認識ズレが積み重なると「高い買い物だった」と感じやすいです。
全身脱毛は決して小さな出費ではありません。
だからこそ、契約前に「増えるお金」と「増える時間」を可視化するだけで納得感が変わってきます。
追加料金が積み重なりやすい項目とは
総額が上がりやすいのは、毎回発生し得るオプションの項目ほど影響が大きいからです。
特に次の項目は、契約前に条件を確認しておくと安心。
- 剃毛料:手の届きにくい部位の扱い(うなじ・背中など)
- 麻酔代:痛みが不安な方ほど差が出やすい
- キャンセル料:当日扱いの基準、回数消化の有無
- 肌トラブル時の診察・薬代:医療機関でも規定はさまざま
なお、痛みや肌反応には個人差があるため、費用面だけでなく「どういうときに追加が発生するのか」を具体的に聞くのが無難です。
相場を知らずに契約してしまうリスク
相場を知らないまま契約すると、比較軸が「その場の安さ」だけになりやすいです。
その結果、必要回数や追加費用を考えないまま進めてしまい、途中でプラン変更が必要になるケースがあります。
さらに、契約後に「希望の部位が対象外だった」と気づくと、追加契約で総額が跳ね上がる可能性もゼロではありません。
納得して支払うためにも、最低限の相場観を持っておくことが重要です。
相場で失敗しないための全身脱毛の選び方
最安値で探すよりも、総額と通いやすさをセットで選ぶほうが後悔は減ります。
全身脱毛は「比較が面倒」と感じやすい一方、比べるポイントはそこまで多くありません。
順番に整理すると、判断が一気にラクになります。
総額表示が明確なクリニック・サロンを選ぶ
まず優先したいのは、総額が読み取りやすいことです。
「プラン料金に何が含まれるか」と「追加が発生する条件」がセットで提示されているところは、比較しやすい傾向があります。
確認したい項目は、初診料・再診料・薬代・麻酔代・剃毛代・キャンセル規定・照射漏れ対応などです。
公式サイトに明記が少ない場合は、カウンセリングで見積もりを出してもらうと安心できるでしょう。
回数とゴール設定を先に決める
相場のブレを減らすコツは、何回でどこまで毛量を減らしたいのかです。
たとえば、次のように決めるだけでも比較がしやすくなります。
- 優先部位:腕脚を最優先/VIOも同時になど
- ゴール:自己処理を減らす/しっかり減らしたいなど
- 期限:夏まで/転勤前までなど
ここが曖昧だと「5回で足りるか不安だから…」とプランが決まりにくくなることも。
逆に、ゴールが明確なら必要以上の出費を避けやすくなります。
全身脱毛は何回で終わるのか、必要な施術回数の目安も事前に把握しておきましょう。
無料カウンセリングで見積もりを比較する
最終的には無料カウンセリングで見積もりを取り、横並びで比較するのが確実です。
聞きたいことは遠慮せず、むしろ具体的に質問したほうがミスマッチは減ります。
チェックしたい質問例を見ていきましょう。
- 提示プラン以外にかかる費用(麻酔・剃毛・薬・キャンセルなど)はありますか
- 予約変更はいつまで可能で、当日扱いの基準は何ですか
- 自分の毛質・肌質だと回数はどのくらいが目安ですか(個人差前提でOK)
カウンセリングは情報を取りに行く場。
即決せず持ち帰って比較するだけでも、相場の納得度が上がるはずです。
全身脱毛の相場に関するよくある誤解
よくある誤解をほどくと相場へのモヤモヤが減り、自分に合う選択がしやすくなります。
SNSや広告では「安さ」だけが強調されやすい一方、脱毛は目的と条件で最適解が変わる分野です。
ここでは勘違いされがちなポイントを整理します。
「サロンの方が必ず安い」という誤解
サロンは1回あたりの価格が低く見えやすいものの、目指す状態によっては回数が増えて総額が上がる可能性があります。
つまり「サロン=必ず安い」とは一概に言えません。
また、月額制は入口が安くても総額が分かりにくくなっていることがあります。
比較するときは、プラン総額に加えて「完了までの想定回数」と「通える頻度」も合わせて見ると判断しやすいです。
「医療脱毛は高すぎる」という誤解
医療脱毛は高いイメージが強い一方、完了までの回数が短めで結果的に総額の見通しが立ちやすいケースがあります。
さらに、肌トラブル時に医師の診察など医療対応へつながりやすい点を重視する人も。
もちろん、医療脱毛でも麻酔代や剃毛代などが別料金の院はあるため、誰にとっても「安い」とは言い切れません。
相場を「表示価格だけ」で見てしまうと高く感じやすいので、総額と条件で比較するのが現実的でしょう。
【まとめ】全身脱毛の相場を理解して後悔ない選択を!
全身脱毛の相場は、医療脱毛とサロン脱毛で「回数」と「追加費用」が異なるため、同じ土俵で比べないと判断を誤りやすいです。
結論としては、目指すゴールを先に決めて、総額(追加費用込み)で比較するのが後悔を減らす近道になります。
今日からできる行動としては、まず「全身に顔・VIOを含めるか」を決めて、次にカウンセリングで総額の内訳を確認してみてください。
条件を含めた相場感に納得できると、自分自身の選択に自信が持てるようになります。



